校長 田名 裕治(だな ゆうじ)
学校長あいさつ
この度は、沖縄県立首里高等学校のHPへアクセス頂き誠にありがとうございます。令和8年4月1日に34代校長として着任しました田名裕治(だなゆうじ)と申します。どうぞ宜しくお願い致します。
歴代校長をはじめ多くの学校関係者が真摯に築きあげてこられた県下随一の伝統校・名門校である首里高校に着任できました事は、この上ない喜びであると同時に身が引き締まる思いでもあります。多くの保護者や小中学生の皆様が、本校のHPをご覧になり本校の教育活動を少しでもご理解頂く機会になれば幸いです。
周知の通り、沖縄県は「沖縄21世紀ビジョン」を策定し、未来の沖縄を担う子供達に対してキャリア教育の視点を踏まえた取り組みを推進し、確かな学力の向上やこれからの社会で必要とされる資質・能力等を引き出す学校教育の充実を求めた。「目的意識を持って、様々な人と協働し、社会を支える自立した人材」の育成がその目標である。
「目的意識を持つ」とは、「学校や家庭において、進路選択など将来を見据え、何のために行動するのかを意識する」こと、「様々な人と協働する」とは、「グローバル化やインクルーシブなど共生社会が進展する中、多様な価値観や異なる背景を持つ様々な人と対話や議論を通じて、協働していく」こと、「社会を支える」とは、「自らの能力を発揮し、社会の一員として積極的に社会参画する」こと、「自立する」とは、「自分で考え、計画して行動に移すことができ、変化の激しい社会の中でも主体的に判断できる」こととなっている。
本校のスクール・ミッションには、「変化する社会に対応するため、幅広い知識と教養を身に付け、他者と協働して課題解決を図ることができる生徒の育成」が掲げられている。また、グラデュエーション・ポリシーには、「多様性を尊重し、協働して課題解決に向けて主体的に取り組む力を育む並びに郷土の伝統・文化を愛すると共に異文化を理解し受け入れる心を育む」、カリキュラム・ポリシーには、「社会の一員としての自分の役割を認識し、自ら課題を見出し、主体的に取り組み、仲間と協働して新たな価値創造に取り組む探究活動を推進する」がうたわれている。県のキャリア教育目標と本校が教育活動全体で育成していくミッションやポリシーは、多くの点で合致していると言える。つまり、本校が掲げた「スクール・ミッション」や「スクール・ポリシー」「学校経営方針や学校教育の目標」の達成は、本県の教育政策目標の達成そのものである。
教職員・首里高生・保護者等が一丸となって取り組む「地域の拠点校として、地域の教育資源を活用した教育活動を通じて、地域の未来を創造する意欲を持った生徒の育成」「変化する社会に対応するため、幅広い知識と教養を身に付け、他者と協働して課題解決を図ることができる生徒の育成」は、日々実践運営される教育課程の適正管理こそが要となる。平たく言えば、日々の授業そのものが重要であることは明白である。首里高生には、授業を大切にし、「本当の意味で授業内容を理解」して欲しいと改めて考えている。
歴代の校長や教職員が矜恃としてきた建学の精神「海邦養秀」の継承と本校の精神文化「震天動地」のもと文武両道に徹し、次代を拓く、知性と品性を備えた逞しい人材の育成に努めることは、校長として、そして本校教職員の責務といえる。
最後になりましたが、養秀同窓会には毎年物心両面にわたり多大なるご支援を賜り衷心より感謝申し上げます。今後とも本校が県下随一の伝統校・名門校として大きく飛躍できますようご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、着任のご挨拶と致します。

